駿ベネマーク 国語振り返り

駿ベネマーク   国語振り返り

英語の次は国語をふりかえります

政経・現社は別記事にしました

現代文 85/100 (自己ベスト) 古文 38/50

漢文 漢文っておいしいの/50

①現代文 論説 42/50「遊びにおける充足感」

簡単に話を要約すると

欠如があることで人間の可能性を広げることができ、それを達成することによって充実感を得ることができる。しかし、完全な充足状態の維持することはできず、人は絶えず不充足感にさらされているのも事実である。このことは遊びにおける子供達にもいえるであろう。例えば鬼ごっこであれば、鬼は誰かをタッチしなければならない欠如状態にあるが同時にタッチできるという可能性が生まれる。こうした欠如に対応していく過程が自己を超えていく営みとなる。

間違えた問題について(問5)

センター形式で最近よく見かける生徒会話形式問題 本文要旨と違うものを選ぶのが条件

二択まで絞って外したので考えがまるっきり違うわけではないが外したのは一緒なので なぜ二択で外したのか検証する

スタサプ流 対比混乱のあやまり

正解(異なっているもの)である②はスポーツと遊びの充足感の対比という点が述べられている。19段落で対比しているようにみえるので⭕️に思える 19段落「遊びは、競技と異なり、目標達成後終了するのでなく、絶えず繰り返される」

しかしここでの対比は充足感の違いではなく 終了か持続かの対比なので本文とは対比が混乱している

間違えて回答した④は結構微妙なところついているがエプロンの例は、「新たな設定の追加や工夫」なので16段落「保育目標や課題」、「願い」「欠如から生まれる可能性」などに対応するとして⭕️になる (最初は納得いかなかったけど16段落ちゃんと読んだら納得した)

この問題のポイントは解説者曰く

①本文の論旨との照らし合わせ

②より妥当であるもの

という形で出していけば良いらしい

論説まとめ

今回は簡単だったのでなんともいえないが 時間かけ過ぎたのは言える。30分くらいかけてたらそりゃ漢文やる時間ないわ。遅くても25分以内に終わらせるように一日一過去問やっていこうと思った。 あと間違えた問題のようなものを対比を読み取って解答できることで一つ上のステップに行けると思った

②現代文 小説 43/50 「青い壺」

要約

主人公「省吾」は陶芸作家として有名であった亡き父親に反発し目立つことは避けて作品を作っている。ある日省吾は渾身の壺ができ妻と喜んでいると骨董屋の安原が頼んであった茶碗をとりにきた。そこで、安原はその壺に目をつけるが省吾に対してその壺に屈辱的である「古色づけ」を頼まれる。そのことで省吾は子供たちの前で(その壺とは違う)壺をなげて壊し、家を飛び出す。父と同じことをしていることにも気づき悔やむ。肩を落として歩いていたが寒さで我を取り戻し家に帰る。そこで妻が例の壺をデパートの人に渡してしまったことを告白する。 自分の知らぬ間に手を離れたあっけなさと、 そのままの壺の形で世に出る安堵で呆然とする省吾。妻の気遣いは有り難いものの気分の隔たりを感じ家族を省みない亡き父に共感を覚え始めたところでこの物語は終わる。

間違えた問題

問2 安原と省吾のやりとりについて

安原は屈辱的なお願いである古色づけを頼むということからそこまで省吾の壺に対して評価が高いわけではないことがわかるので5ではないことがわかる。また、安原の賛辞の裏に省吾が思惑を感じ取っているわけではないので2も消える 3は省吾が壺を譲りたくないというのは「ほなら持って行って下さい」と対応しないので×である

残りは1と4になり選んでしまった1について考える。1はなにがちがうのかこれは結構バカなミスをしてしまった「省吾が賛辞に恐縮して話を切り上げる」とあるが、切り上げたのは安原であり主語が違っている。

つまり選択肢をよく読んでいないのがモロバレである。消去法でも解けるような問題で間違えたのはいささか屈辱的だが、ちゃんと問題を読むという小学生でもわかるようなことに気づけたことは大きな一歩である!

英語でもそうだが単純なミスが多いのが露呈し出している。まだ見ていないが政経でもやってそうである。凡ミスだがわからないのと点数は一緒なので次はこんなゴミみたいなミスしないようにしたい

現代文まとめ

暗い結果が多かった現代文に少し光が見える結果だったが、本番では1ミスまでに抑えたいのでもう少し読解力、スピードなど向上の余地があると感じた。

③古文 「宇治拾遺物語」「今昔物語集」 38/50

要約

死人が力の強い牛を借りに来たけど橋の下に落ちた。

間違えた問題

問2 文法間違い選択問題

典型的な文法問題にもかかわらず積極的に間違えていくスタイル。1、4、5は当たり前にあってるので2と3のみ検証する

2 「求めさせ給へば」の「させ」は使役? 確かに「させ」使役、尊敬の意味なので使役の可能性が高い。下が尊敬語じゃなければもちろん使役だが、今回はどうやら尊敬語のようだ。 この場合どちらの可能性もある、が、ここで解いていた時に諦めたのだろう。

「確か下尊敬語あったら大体「使役」っしょ」

だがこれが浅はかであった。スタサプテキストを見ると上に「人に」が補えれば「使役」と書いてあるでないか!!!(この情報は無視したということだ!)その前から見ると

「暫く借り申して乗りて罷り行くを、いみじく求めさせ給へば、」

でも答えを見ても思った。「人に」入りそうじゃね??

「暫く借り申して乗りて罷り行くを、(人に)いみじく求めさせ給へば、」

ほら!!!!入る!!

でもこれは答えになるので間違っていることになる なんでだ!?????

うっすら記憶にあったのはそういえば 「を、に、ば、(ば)」オニババーは主語変わりやすいと言っていた気がするなぁと思った

「を」で主語変わってるんじゃね???

ここで敬語を見てみようと思う。

敬語の方向はとりあえず会話文中なので会話主(左大夫)からで固定である。この文で出てきた敬語は2つ「申す」と「給へ」 「申す」無条件で謙譲語 「給へ」は条件はあるが、知覚動詞についていないので尊敬語である

つまり敬っている先が違うのだ!ということは

「暫く借り申し(謙譲語(客体へ)禅師に対して)て乗りて罷り行くを、いみじく求めさせ給へ(尊敬語(動作主へ)(ここで喋ってる本人に敬語であったら自分に尊敬語をつけていることになるので禅師へ)ば、」

つまり前後で主語が変わっているわけである

だから、「人に」という語は入らないので

「尊敬」になりここでは禅師に二重尊敬をかけているということになる。

3、巳の刻は午前10時?

恥ずかしながら生を授かり19年だが、十二支半分くらいしかいえないのだ!

ねずみから始まり0時 いのしし22時なので当然巳の刻は10時であるのだが…

知らんものは知らんのじゃ。さっき覚えたからおっけーおっけー!

みなさんは十二支言えます?

問4 傍線部説明

二択でまた間違えた。

2、4で悩んだ違うのはいままで牛を借りていたか借りていなかったかの違いのみ!

ここで前の問題と同じ間違いをしている

「いみじく求めさせ給へ」は禅師(牛の主)が探しているのでこの時点でもう借りているのである!つまりここを読んでいないので12点もオウンゴールしてしまった。(これは大事な試合でペナルティエリアでハンドしたり、ファールしたりするCB達もなかなかひどいがそれを上回る自殺行為である。)

古典まとめ

大嫌いだった古典も昔よりはできるようになったし単語だって覚えたし助動詞とかもやったはやった。ただ敬語の確認とか全然やってこなかったしうる覚えがおおいので9月中は助動詞、敬語強化、10月中にはマドンナ古文を終わらせてないといけないと思う。でも、これ以上のレベルの問題になると全然できなくなるのでまだまだ色々と足りていないと思った。

④漢文

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