帰国会見

どうも帰国しました管理人Kです

さて２週間の旅、今年最後になるであろう旅を無事に終えることができました。
今年振り返ってみたところ、2019年の半分弱は海外にいました。

帰ってきて、この気持が新しいうちに文章に残します。

いつも僕は、親の、特に母親の反対を押し切り家を出てしまう。
当然、どこかへ出発する前は必ず、家族に「いってきます」と言う。
毎回、家族は僕の旅立ちを見送ってくれる。
今の所、どんな旅も、これがルーティーンだ。

旅が始まってからは新しい人に出会ったり、新しい場所に行ったり、ハプニングがあったり、時には一人で寂しくなったりする。

今までのどんな旅も、今のところは、日本に帰りたい、とは思ったとしても、
家に帰りたい、
とは思ったことはないとは自分では思っていた。

旅中は旅中にできることを最大限に楽しんで、精一杯生きのびることに集中していた。

でも、なんで自分がいつも旅を楽しめるのか、生き延びることを頑張れるのか、考えてみた。

それは、帰れる場所があるからなんだと思う。
帰る家があって、家族が待っていてくれていて、しかもご飯も作ってくれるから、
僕は思い切り旅に出れてるんだと思う。

何度も、もし、帰れる場所がなかったら、迎えてくれる家族がいなかったら、学校に通うほどのお金が家になかったら、
毎日生きるのに精一杯の家庭状況だったら、とか、想像した。

いずれも、なにか欠けていたら、こんな意気揚々と、自由に好きなことをしていないだろうと思う。

自分の泊まる場所、食べるもの、必要なものを、自分で得たお金で用意して初めて気づいた。
生きるためにどれだけ労力が必要で、労働者とはどんなものか、増して誰かの必要なものまで経済力をつけるのがどれほど大変なのか。

今自分が自由な時間を得て好きなことができているのは、
本来は生きるためにどうにかもがくはずだった時間で、
この時間を得ているのは、
親、保護者が代わりに時間を使って僕の自由な時間を作ってくれている。

そんな僕が親孝行としてできることの一つは、
自分がどんなことにその時間を使って、
どんなことを発見したのかを親に見せることなんだと思っている。

僕の人生のやることリストの中で、優先度高いことリストのなかに、
自分が今まで行った場所で素晴らしい場所、
会った人の中で素晴らしい人を紹介する、連れへ行くということがある。

そんな臭いこと、いつも人とも話さないし、自分から述べたりしないけど、
ふと、こんな気持ちを書き残したいと思ったし、再度自分へのリマインダーとして、
書き残そうと思った。

旅の記録は後々ちゃんと上げてきます。